Wikipediaを開いたはいいけど「何を読めばいいかわからない」——そんな経験はありませんか?
この記事では、Wikipediaの中を散歩するように読めるジャンルと、そこへの入口になる記事を紹介します。リンクのたどり方など読み方のテクニックは別記事で紹介しています。ここでは 「どこから寄り道を始めるか」 に絞った内容です。
なお、未解決事件や怪談系が苦手な人は、食べ物・言語・宇宙など軽めのジャンルから入るのがおすすめです。
1. 未解決事件・未解明の謎
結末がわからないまま終わっているものは、読んでいて自然と引き込まれます。
おすすめの入口
- ボイニッチ手稿:誰にも解読できていない謎の写本
- タマム・シュッド事件:身元不明の男性をめぐる、オーストラリアの未解決事件
- 未解決事件の一覧から気になるものを探すのもおすすめです
謎が謎のまま終わる記事は、読後もしばらく頭の中に残ります。
2. 歴史上の奇妙な出来事
「こんなことが本当にあったの?」と思うような、史実の不思議なエピソードが豊富です。
おすすめの入口
- ダンシング・プレイグ:中世ヨーロッパで起きた集団で踊り続ける奇病
- テラノバ遠征:スコット隊の南極探検。過酷な行程で知られる遠征
- 「珍事件」「奇妙な歴史」などのカテゴリから探すと次々出てきます
知っている時代の「知らなかった側面」を発見する楽しさがあります。
3. 巨大・極端なもの
「世界一大きい」「史上最長」「最も深い」——極端なスケールの話は単純に面白いです。
おすすめの入口
- コロッサス・オブ・ロードス:古代の巨大像
- マリアナ海溝:地球で最も深い場所
- 「〇〇の一覧」「世界最〇〇」で検索するといくらでも出てきます
スケールの大きさは、想像力を刺激します。
4. 絶滅した生き物・古生物
恐竜だけじゃない。知られていない絶滅生物の話は、SFより奇妙で面白いことがあります。
おすすめの入口
「こんな生き物が存在していたのか」という驚きが続きます。
5. 都市伝説・怪談の元ネタ
有名な都市伝説や怪談の「実際のところ」をWikipediaで調べると、事実の方が面白いことがよくあります。
おすすめの入口
「本当にあったこと」と「創作」の境界が曖昧な記事は、特に引き込まれます。
6. 食べ物・料理の意外な歴史
身近な食べ物の「なぜこうなったのか」は、知ると話のネタになります。
おすすめの入口
日常的に食べているものの意外な歴史は、次に食べるときの見方を変えてくれます。
7. 言語・文字の不思議
世界には今も使われている少数言語から、人工言語まで、言語の世界は奥が深いです。
おすすめの入口
「言語ってこんなに多様なのか」という驚きがあります。
8. 宇宙・天文の不思議
スケールが大きすぎて頭がおかしくなりそうな宇宙の話は、現実逃避に最適です。
おすすめの入口
- フェルミのパラドックス:宇宙人はなぜ見つからないのか
- オウムアムア:正体不明の太陽系外天体
- ブラックホール:概念から観測の歴史まで
読んでいると「自分の悩みが小さく感じる」という副作用があります。
9. 有名人の意外な一面
知っているつもりの人物の、知らなかったエピソードを発見する楽しさがあります。
おすすめの入口
- 好きな歴史上の人物の記事を読んで、「関連人物」をたどる
- 「〇〇の一覧」(例:ノーベル賞受賞者の一覧)から気になる人を探す
- 有名な出来事の「関係者」欄から知らない人物を掘り下げる
人物記事は読みやすく、次の人物への連鎖が起きやすいジャンルです。
10. 「stub(スタブ)」記事を探す——読むだけでは物足りない人向け
情報が少ない「スタブ」記事を見つけて、そのトピックを自分で調べてみるという楽しみ方があります。
Wikipediaに記事はあるのに情報が少ないということは、まだ誰も深掘りしていない面白いトピック かもしれません。
Wikipediaの面白さは、「知ろうと思っていなかったことを知る」体験にあります。どのジャンルから入っても、リンクをたどるうちに思わぬ発見があるはずです。
なお、気になった内容をさらに深掘りしたい場合は、記事下部の出典・参考文献・外部リンクもあわせて見ると確認しやすいです。今夜、気になるジャンルから一つ読んでみてください。